防災トイレフォーラム2023
〜時間経過に応じたトイレ対策と質の確保の重要性を共有する〜
本フォーラムでは、東⽇本⼤震災等で避難所運営にあたった施設管理者や
災害対応にあたった⾏政担当者に当時の状況や課題、改善点についてお話しいただき、
時間経過に応じたトイレ対応のあり⽅や避難所における良好な⽣活およびトイレ環境の確保に向けた取り組みについて学びます。
なお、災害⽤トイレメーカーや東松島市による展⽰もありますので、ぜひご参加くださいますようお願いいたします。
開催概要
- 日時
- 2023年9月29日(金)13:00~17:00(12:00受付開始)
- 会場
- 東松島市コミュニティセンター
- 参加費
- 無料
- 定員
- 200名程度(変更になる場合がございます)
- 災害用トイレ展示
- 10:00〜13:00(⾃由見学)
13:50〜14:30、15:10〜15:50(フォーラムプログラム)
※展示は受付不要でご覧いただけます。
- 主催
- 特定非営利活動法人日本トイレ研究所(災害用トイレ普及・推進チーム)
- 共催
- 東松島市
- 後援(予定)
- 宮城県
- 申込方法
- 申込用紙をメールもしくはFAXで下記へお送りください。
申込用紙はこちら(PDF)
メール:laboseminar@toilet.or.jp / FAX:03-6809-1412
- 開催案内
- 開催案内はこちら(PDF)
プログラム
13:00 |
【開会挨拶】
渥美 巖 氏(宮城県 東松島市 市長) |
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13:10 |
【教訓1】東日本大震災、大塩市民センターでの避難所におけるトイレ対応
木村 喜宥 氏 (元 大塩市民センター 所長)佐々木 美香子 氏(大塩市民センター 事務長) 千葉 美智子 氏 (大塩市民センター 事務主任) 大塩市民センターは、直接津波の被害を受けなかったこともあり、一時は700人程度の被災者が避難しました。当時センター長として避難所運営を務めた経験をもとに、避難所の運営で特に大変であったというトイレ対応についてお話しいただきます。 |
13:50 |
【展示見学時間①】(休憩を含む)
2つのグループに分かれて屋内展示と屋外展示を別々に見学します。 |
14:30 |
【教訓2】時間経過に応じた避難所運営(トイレ・キッチン・ベッド)の課題
今石 佳太 氏(兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 客員研究員、前 熊本県益城町 危機管理監、元 兵庫県芦屋市 市長室 室長) 先遣隊や後方支援として様々な形で被災地支援に取り組んできた経験を踏まえ、現場における時間経過に応じた避難所運営(トイレ・キッチン・ベッド)の課題、そして組織の防災力向上に必要な実践的な取り組みについてお話しいただきます。 |
15:10 |
【展示見学時間②】(休憩を含む)
【展示見学時間①】とは、逆の展示スペースを見学します。 |
15:50 |
【政 策】これからの防災~災害時の避難所におけるトイレ対策を中心に~
西村 文彦 氏(内閣府政策統括官(防災担当)付 参事官(避難生活担当)付 企画官)内閣府(防災担当)では「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」において、関係部局間での連携の重要性を示し、トイレ確保・管理計画の作成を求めています。避難所におけるトイレ対策の考え方についてお話しいただきます。 |
16:10 |
【実 践】マンホールトイレの使用実績とその後の改善
小田島 毅 氏(宮城県東松島市 建設部 下水道課 下水道危機対策専門員)東日本大震災でマンホールトイレを使用しました。その時の課題を踏まえ、小学校の運動会やお祭りなどで実際に市民に使っていただき、改善に取り組んでいます。マンホールトイレのスムーズな運用と快適なトイレ環境に必要な備えについてお話しいただきます。 |
16:30 |
【全体質疑およびまとめ】
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17:00 |
【閉 会】
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