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日本トイレ大賞2024

NPO法人日本トイレ研究所は、「日本トイレ大賞2024」を募集致します。

日本において「トイレ」に対する捉え方は徐々に変わってきているように見受けられます。都心部の立派なビルや商業施設などでは「トイレ」がキレイで快適であることが施設の好感度を上げるものとされ、外国から日本のトイレはスペシャルだと言われる等、トイレへの意識の高まりを感じます。

しかしながら、災害時のトイレ問題、小学校のトイレ環境、ダイバーシティにおけるトイレ問題など、トイレに関する課題はまだ沢山あります。日本トイレ大賞は課題解決への取り組みを独自の視点で評価し、表彰することで、トイレ・排泄の改善に取り組む思いを共有します。

受賞した取り組み

森と人の輪 立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ/坂本 達典 氏、前原 竹二 氏、曽根 拓也 氏(山下設計)【グランプリ】

計画地の立田山は、熊本市内に残された貴重な自然緑地であり、市民の憩いの場となっています。そんな立田山にふさわしいトイレ建築にするために、「丸太材」による自然と共生する建築を提案し、「脱炭素への貢献」「熊本林業の活性化」「景観との調和」を目指しました。


大分圏清掃整理促進運動/大分圏清掃整理促進運動会

「おおいたトイレンナーレ実行委員会」が平成25~27年度に行った大分市中心街地のトイレを舞台にしたアートフェスティバル「おおいたトイレンナーレ2015」の市民参加プログラムとして実施したトイレ清掃パフォーマンスを有志が意思を継いで行っています。トイレをきれいにするアート活動を通して、大分市がアートやクリエイティブな感性があふれる美しい街になることを目指します。


さいがいの時にやくに立つトイレ/井田 旭陽 氏(珠洲市立飯田小学校)【特別賞】

令和6年1月1日に起きた能登半島地震に被災し、断水等の影響からトイレが使用できない中、どのようなトイレが活躍していたのかを調査しまとめ、その成果を校内等で発表しました。

日本トイレ大賞2024授賞式

受賞された取り組みがどのような想いで行われているのか発表いただく場として、11月8日(金)17:30より日本トイレ大賞2024授賞式を会場とオンラインで開催いたします。
ぜひご参加をご検討いただけますと幸いです。

日本トイレ大賞とは

「トイレ・排泄」という普段話題にしにくい取り組みに対する意識を高め、障壁を低くし、伝播していくことが「日本トイレ大賞」の目的です。

【対 象】
  国内において、トイレ環境・排泄に真摯に向き合う魅力的な取り組みで、現在も継続的に行っているもの。
   例① トイレ掃除やトイレの飾り付け等、トイレが快適になるような取り組み
   例② トイレ・排泄の大切さを伝える取り組み
   例③ トイレを通じて「おもてなし」をする取り組み
   例④ 災害時のトイレ対策の実施や推進の取り組み
   例⑤ トイレ施設の整備・支援等の取り組み
【審査方法】
  ① 特定非営利活動法人日本トイレ研究所の顧問、理事、アドバイザー、トイレ向上委員が審査します。
  ② 審査にあたり、実践性、効果性、波及性、発展性、連携性、継続性という6つの観点で選考を行います。

主催および事務局(問合先)

特定非営利活動法人 日本トイレ研究所 「日本トイレ大賞」事務局
住所:〒105-0004 東京都港区新橋5-5-1 IMCビル新橋9F
電話:03-6809-1308
FAX:03-6809-1412
E-mail:toiletaward@toilet.or.jp


関連情報
日本トイレ大賞2023